ラブラダーで見るあみだくじの仕組み(ステージ26)
あみだくじには不思議な性質があります。横棒をどう引いても、上から出発した人はみんな下の別々の場所にたどり着きます。迷子になる人も、同じ場所に2人が着くこともありません。ラブラダーはこの性質の上に作ったパズルです。なぜそうなるのかを、ゲームの実際の面、ステージ26で見てみましょう。
横棒1本は隣の2匹を入れ替える
ふつうのあみだくじの横棒は1本の棒です。下っていく動物は棒の端に出会うと渡ってまた下り、反対側の線の動物も逆向きに同じように渡ってきます。だから横棒1本は、両側の2匹を入れ替えるだけです。ラブラダーのピース5種類のうち4つがまさにこれをします。横棒2マスは横棒2本なので2回入れ替え、結局どちらも元の場所です。
ピースがなければ誰も動かない
上には柴犬、グレーの子猫、シーズー、クリーム色の猫がいます。下のパートナーはグレーの子猫、柴犬、クリーム色の猫、シーズーと、違う順番で待っています。ピースがなければ順番は変わりません。ピースを1つ置くたびに隣同士が入れ替わるので、上の順番を下の順番に変える入れ替えを選ぶのがこのパズルです。
段を通るたびに順番が変わる
上の段のマスは線1と線2のあいだの1つだけなので、動かせるのはその2匹だけです。そこに斜めのピースを置くと柴犬とグレーの子猫が入れ替わり、シーズーとクリーム色の猫はそのまま通り抜けます。これでグレーの子猫は線1、パートナーの真上に来て、柴犬も線2、自分のパートナーの真上に来ました。
下の段では横棒1マスとクロスが隣り合っているので、ひとまとまりで動きます。柴犬の線をたどってみてください。横棒を渡り、クロスをぐるりと回ってから、また横棒を渡って線2に戻ってきます。そのあいだにシーズーとクリーム色の猫が入れ替わります。全員がパートナーにたどり着き、ステージ26はクリアです。
なぜ誰もぶつからないのか
ピースはどれも両方向に通れる道です。動物を下へ運んだ道を逆にたどれば、必ず出発した場所に戻ります。だから下のどの場所から上へたどっても、上の動物ちょうど1匹にたどり着きます。2匹が下の1つの場所を分け合うことも、場所のない動物が残ることもありません。段をいくつ通っても、ピースは動物の順番を並べ替えるだけです。
ゲームのはしごのルールをそのまま移したコードで確かめました。1,000面で、ゲームが置かせてくれる446,011通りの並べ方はすべて、動物を別々の線へ送ります。
ラブラダーをスタートの前に頭の中で解けるのもこのためです。どの隣同士を入れ替えるかを選ぶだけだからです。その選び方は入門編でステージ37を使って紹介しています。
1分でわかるまとめ
- 横棒1本は両側の2匹を入れ替える。
- 横棒2マスは2回入れ替えるので、そのまま。
- 並んだピースはひとまとまりで動くが、それでも順番を並べ替えるだけ。
- 道は逆にたどれるので、どの動物も必ず自分だけの場所に着く。
